Lud s07.ks

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;----- シーン07 - カット01 - ヤオの寝起き

*start| AM11:00 自室
[ position layer=message0 page=back frame="" opacity=0]
[ mes_blind time="50" ]
[bg_hyojib bgb="lud_in_s07_c01.png"]
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[ wait time="1000" ]
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[ mes_appear time="50" ]

 窓の遮光モードが解除されていた/ベッドから上半身を起こすことなく、僕は射しこむ明かりに眼を細めた。[pg]

「ルーデシアは、部屋に戻ったのか……」[sl][r]

 ベッド/僕の隣は空だった。[sl][r]

 暗い夢を見ていた気がする/眼を覚ました僕は思い出すことができない。[sl]
 両手で顔を覆う/頬/膨らみ縮む心臓/鼓動の感触を思い出してしまう。[sl]
 僕が眼を覚ましたということは、クルスが寝床を抜け出したことになる。[pg]


 身支度を調え、深く呼吸。ただでさえとぼけた顔をしているのに、家長として寝起きの情けなさをさらす訳にはいかない。[sl][r]
 いつもどおりに、落ち着いていよう。[sl][r]

 呼吸を整え、扉を開けた。[ se se="ludesia_se_roomdoor.ogg" lp="false" ][pg]


[bg_hyojib bgb="lud_bg_s07_c01_01.png"]
[bg_kirikae]
[ bgm bgm="ludesia_bgm_16_normal.ogg" lp="true" ]
[ char_c tatie="lud_st_cruth_09.png" ]
「ごきげんよう、ヤオ」[sl]
「僕の努力をどうしてくれる!」[sl]
 下着だけのクルスが、ぼうっとした顔で僕を見上げる。[sl][r]

[ char_c tatie="lud_st_cruth_10.png" ]
 [ font color="0xFF0066" bold="true" italic="true" ]その間抜け面はわたしのせいじゃない。[ resetfont ][pg]



「家の中では着替えをしなさいと、何回言ったらわかる」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_cruth_09.png" ]
「古臭い考えなんか忘れろって、何回言ったらわかるの」[sl]
「衣服の乱れは精神の乱れだ」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_cruth_10.png" ]
「滅びた古典をふりかざされてもねえ」[pg]


[ char_all_clear ]
「おはよう、ヤオ、クルス」[sl]
「ほら、ルーデシアはきちんとしている」[sl][r]

 彼女を規範にしようとした。[r][ wait time="550" ]
[ char_c tatie="lud_st_ludesia_07.png" ]
「どうかした?」[r][ wait time="550" ]
 大いにしくじった。[sl][r]

「ルーデシア!」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_ludesia_09.png" ]
「んん?」[sl]
 クルスと同じく下着だけのルーデシアは、眠たそうな顔を斜めに傾けた。[pg]


[ char_c tatie="lud_st_cruth_09.png" ]
「これが新時代なの、ヤオにはわかる?」[sl]
「理解を拒むことって、あると思うんだ」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_ludesia_09.png" ]
「[ ruby text="ラッダイト" ]進歩の排斥運動じゃないんだから、新しいものは受け入れないと滅びてしまうと思うの」[sl]
「僕は古典の復権を推進する」[sl][r]

[ char_c tatie="lud_st_ludesia_09.png" ]
「あ、クルスのショーツ、柄が愛らしいわ」[sl]
 正しい僕の思想/無視された。[sl]
[ char_all_clear ]
[ char_double tatie1="lud_st_ludesia_09.png" tatie2="lud_st_cruth_10.png" ]
「そう? 新作にしてはちょっと地味かなって思っていたのだけれど。でも見て、裏地に特殊なデザインがしてあって」[sl]
「引っ張らないで」[pg]


 僕たちの朝が始まった。[pg]

[ char_all_clear ]

;----- シーン07 - カット02 - 朝食の風景[sl]
[bg_hyojib bgb="bg_black.png"]
[bg_kirikae]
[bg_hyojib bgb="lud_bg_s07_c01_01.png" ][bg_kirikae]
 テーブルには水の入ったコップ一つが乗っていた。[pg]


「手伝おうか」[sl]
「今日はわたしの当番でしょう」[sl]
「そうなんだけれどね」[sl][r]

 キッチンに立つクルスはこちらを振り向かない。[sl]
 熱された油の香り/クルスは真剣な顔でフライパンをみつめていた。[sl]
 僕はコップの水を少しずつ飲む/硬い飲み口/舌が要素に分解する/身体感覚を確認する為の儀式だ。[pg]


[ char_c tatie="lud_st_ludesia_07.png" ]
「わたしも手伝いたいよぉ」[sl]
 何度もくっついてくるルーデシアをのけるように、クルスはフライパンを動かす。[sl][r]

[ char_all_clear ]
[ char_double tatie1="lud_st_cruth_10.png" tatie2="lud_st_ludesia_07.png" ]
「ルーデシアは危ないから離れていて」[sl]
[ char_r tatie="lud_st_ludesia_09.png" ]
「エプロンもしたのにぃ」[sl]
[ char_l tatie="lud_st_cruth_10.png" ]
「さっきサラダを造らせてあげたでしょう」[sl]
[ char_all_clear ]
「洗って水を切っただけだよぉ。クルスみたいに焼いたり跳ねたりしたいの」[sl]
「ルーデシアにはまだ早いの。おとなしくヤオのところにいて」[pg]


「むー、クルスはルーデシアを子供扱いしているよぉ」[sl]
「そう、子供はおとなしくしていて。油が跳ねるから危ない」[sl][r]

「ルーデシアは手伝うことができるのにぃ」[sl]
「野菜を刻むことすら怖いのに?」[sl]
「うー、人間を切り刻むみたいにはいかないよ」[sl]
「どちらかといえば、そちらの方が」[sl][r]

 クルス、若干の沈黙。[sl]
 クルスにルーデシアが食い下がる/僕は頬杖をついて、二人の後ろ姿を眺める。[pg]


「身体は問題ない、かな」[sl][r]

 ほぼむき出しになったクルスの背中には、傷は残っていない。[sl]
 隣のルーデシアの身体には、薄い傷跡がいくつも残っている。[sl]
 消える傷と消えない傷と/眠気が遠のく代わりに気分が沈む。[sl]
 見守らないと、僕は二人の細い足を見つめていて。[pg]


「いつまでそうしているの」[sl]
「えっ」[sl]
 にらまれていることに、気づかなかった。[sl][r]

「その品性に欠けた眼、どうにかならないの?」[sl]
 [ font color="0xFF0066" bold="true" italic="true" ]獣の眼があるぞ![ resetfont ][sl]
「ヤオはずぅっと見てばかりいる」[sl]
 二人は開いた手で身体を隠すようにする。[pg]


「そんなにヤオはわたしたちのお尻が恋しい?」[sl]
「皿を並べる」[sl]
 僕は立ち上がった。[sl][r]

「なにか、どうだっていいってゆわれているみたい気がする」[sl]
「ヤオはおんなのこのお尻をなんだと思っているのぉ」[sl]
[ fadeoutbgm time="2000" ]
 聞かなかったことにする。[pg]

[bg_hyojib bgb="bg_black.png"]
[bg_kirikae]
[bg_hyojib bgb="lud_bg_s07_c01_01.png" ][bg_kirikae]
[wb]
[ bgm bgm="ludesia_bgm_15_normal.ogg" lp="true" ]
 どれだけ綺麗な朝食ができても、ルーデシアには意味をなさない。[pg]


 [ font color="0xFF0066" bold="true" italic="true" ]静かな朝食には気品が必要と思うのだけれど。[ resetfont ][sl][r]

 スプーンで目玉焼きをほじくり、フォークを合成野菜に思い切り突き立てる、そして口に運ぶたびにぼろぼろとこぼしてしまう。[sl][r]

「ルーデシア、もう少し静かに食べて」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_ludesia_09.png" ]
「んん」[sl]
 クルスは言葉にせずミルクを飲む/ルーデシアも真似るが、口の端から白い筋がこぼれ落ちる。[sl][r]

[ char_all_clear ]
「んん」[sl]
 ルーデシアは口元を僕に向ける。[sl]
「仕方がないなぁ」[sl]
 僕はルーデシアのために用意しておいた布巾で、口を拭いてやった。[pg]


「ん」[sl]
 ルーデシアはまた食事に取りかかってしまう。細かい食べかすがテーブルと床に飛び散ってしまう。[sl]
 僕、ため息。[sl]
 クルスは物音ひとつ立てずに食事を進めている。[pg]

[bg_hyojib bgb="lud_bg_s07_c01_01.png"]
[bg_kirikae]

 そして、食後。[pg]


 視界の端に計算式が描かれた/僕は家計簿に数字をそのまま書き写してゆく。[sl][r]

[ char_c tatie="lud_st_ludesia_07.png" ]
「ヤオは非合理だと思うの」[sl]
「意識された非合理は娯楽」[sl][r]

[ char_all_clear ]
 食事が済むとすぐ地下へ向かうルーデシアは、今日に限ってテーブルに残っていた。[sl]
 僕は筆の先に墨をつけ、また数字を書き足す。[sl]
 午後にさしかかる時刻/窓からの日差しはいくらか柔らかい。[pg]


「今日はどうするの?」[sl]
 珍しいのはクルスも同様だった。[sl][r]

 [ font color="0xFF0066" bold="true" italic="true" ]やることがないだけ。意図なんてない。[ resetfont ][sl][r]

「まずは職探しかな」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_cruth_10.png" ]
「貧相ね」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_ludesia_09.png" ]
「情けない結論だね」[sl]
[ char_all_clear ]
「毎朝、朝食を食べたいとは思わないの?」[sl]
「困窮なんて民草のものでしょう」[sl]
 クルスとルーデシア、事実を直視しない態度を貫く。[pg]


「で、でも、今日の稼ぎがあるのでしょう?」[sl]
「そう稼いだ。稼いだんだ」[sl]
 視界に、今日の稼ぎを表示する。[sl][r]

「ルーデシアはそれだけあれば食べるくらいは楽だって知っているよ」[sl]
「楽だ。楽だったんだ」[sl]
 筆を手にした、僕の腕が震える。[pg]
[ fadeoutbgm time="2000" ][wb]

[ char_c tatie="lud_st_cruth_10.png" ]
「ヤオ?」[sl]
「これを見るまでは、食費くらいはって楽観していたんだ」[sl]
 家計簿の隙間から、家計簿を広げる。[pg]

[ char_all_clear ]
[ bgm bgm="ludesia_bgm_27_fine.ogg" lp="true" ]
[ char_c tatie="lud_st_cruth_09.png" ]
「今日はいい天気だと思わないルーデシア?」[sl]
[ char_all_clear ]
[ char_double tatie1="lud_st_cruth_09.png" tatie2="lud_st_ludesia_07.png" ]
「そうだね今すぐお外に遊びにいこうかぁ」[sl]
 クルスとルーデシア/露骨に顔を背けてしまう。[sl][r]

[ char_all_clear ]
「見、て」[sl]
 二人の頭をつかんだ/顔をテーブルに叩きつけるように向かせた。[pg]


「何かしらこれ」[sl]
「僕の眼には百貨店からの請求書に見える」[sl]
 デジタル化した貨幣システムは、金銭の出入りをすべて記録する/こっそり無駄づかい娘を抱えた僕にとって実にありがたい。[sl][r]

「しかも、今日の稼ぎの四倍が吹っ飛ぶ計算なのだけれど?」[sl]
「ヤオ、指が、指が頭蓋に食いこんじゃうよぉ」[sl]
「内訳が、ドレス代って書いてあるのだけれど?」[sl][r]

[ char_c tatie="lud_st_cruth_09.png" ]
「手を離して」[sl]
 強くもなければ弱くもない/クルスはただ遠ざけるための動きで僕の手を払う。[pg]


[ char_all_clear ]
「これは、必要なことだった」[sl]
「どういうこと」[sl]
 真正面から僕を見つめるクルスに、僕は言葉を待つ。[sl][r]

[ char_c tatie="lud_st_cruth_09.png" ]
「これは経費として認めてもらいたいの」[sl]
 仕事に必要ということか。[sl]
「潜入する仕事でも入ったの?」[sl]
[ char_all_clear ]
「いいえ」[sl]
「これはルーデシアにも関係があるんだよ」[sl]
「わからないな」[sl]
 クルスとルーデシアほとんど同時にうなずいて、僕を見つめて。[pg]


[ fadeoutbgm time="1500" ][wb]
[ bgm bgm="ludesia_bgm_16_normal.ogg" lp="true" ]
[ char_c tatie="lud_st_cruth_09.png" ]
「今年の新作だったから」[sl]
[ char_all_clear ]
[ char_double tatie1="lud_st_cruth_09.png" tatie2="lud_st_ludesia_07.png" ]
「かわいかったんだよ?」[sl]
 僕は息を吐く/仕方がないと息を吐いた。[sl][r]

[ char_all_clear ]
「届いたらヤオにはすぐ見せてあげる」[sl]
「ま、それくらいの権限はあるかな」[sl][r]

 二人の肩の線が下がった。[sl]
 うなずいた。[sl]
 ようやくクルスたちの表情が緩んだ。[pg]


[ qk time="300" ]
「二人ともそこに座れ! 床に! 即座に!」[sl]
「怒らないって言ったのに!」[sl]
「虚言だ!」[sl][r]

「座って」[sl]
 言っていない/僕は床を指さした。[sl][r]

「はい……」[sl]
[ mes_blind time="500" ]
[ cut_in img="lud_cu_s07_c02_01.png" time="1000"]
[ wait time="1000" ]
[ mes_appear time="500" ]
 しょんぼりと肩の線が下がった/クルスとルーデシアは床に正座する。[pg]


「貴族は椅子以外に座ることは許されないのに」[sl]
「うう……、東方は人体の造りを理解していないよぅ」[sl]
 僕は一切を聞き流した/あえて黙ったまま正座した二人の前を往復する。[pg]


「僕たちが今、どれだけ倹約しなければいけないのかは知っているはずなんだ」[sl][r]

「でも、わたしたちが注文したのは仕事前であって」[sl]
「何か言いましたか二人とも」[sl]
「ううん」[sl]
「講義を続けてください」[pg]


「いい、人間とはすべからく清貧に生きることを美徳としなければならないんだ。何故かと言えばエネルギィが有限という根本原理は決して解消されない。確かに反証としてエネルギィの過剰性への言及は存在した。しかしだね」[sl][r]

「またはじまった」[sl]
「この時代で物質の貧困を説かれるなんて」[sl]
 クルスとルーデシアがなにやら言いかける。[sl]
「このあたりをもっと聞きたい?」[sl]
「いいえ!」[sl]
 いい返事だった。[pg]

[ cut_in_clear time="100"]
[bg_hyojib bgb="bg_black.png"]
[bg_kirikae]
[bg_hyojib bgb="lud_bg_s07_c01_01.png" ][bg_kirikae]

「続けるけれど、つまり倹約を(中略)という訳で」[sl]
[ mes_blind time="500" ]
[ cut_in img="lud_cu_s07_c02_01.png" time="1000"]
[ wait time="1000" ]
[ mes_appear time="500" ]
「足が、足がしびれるよぅ」[sl]
「(前略)が(中略)で(後略)であるからして」[sl]
「淑女へドレスのひとつも買うことのできないヤオは、自分を呪うべきなのに」[sl]
「(略)であるべしと思うから、節約につぐ節約の精神でクルスたちも気をつけてほしい」[sl]
 僕は大きく息をついて、用意しておいた水で喉をしめらせた。[pg]


[ cut_in_clear time="100"]
「で、では今後は前向きかつ後ろ向きに善処するということで」[sl]
「わ、わたしたちはお花さんを摘みにゆかないと」[sl]
「こんなところか[ ch text="――" ]」[sl]
 僕は息を吐いた。[pg]


「[ ch text="――" ]で、ここまでが話の前提なのだけれど」[sl]
「おわって」[sl]
「なかった」[sl]
 娘二人の身体が、真横に倒れてゆく。[pg]
[ se se="ludesia_se_scen01_cut05_ludesia_down.ogg" lp="false" ]
[ qk time="100" ]

[bg_hyojib bgb="bg_black.png"]
[bg_kirikae]
[bg_hyojib bgb="lud_bg_s07_c01_01.png" ][bg_kirikae]

[ char_c tatie="lud_st_cruth_10.png" ]
「痛いよぉ、痛いよぉ」[sl]
[ char_c tatie="lud_st_ludesia_09.png" ]
「しびれたよぅ、しびれたよぅ」[sl]
 二人は口々に言いつのる/床の上で足を抱えて転がっている。[pg]


[ char_all_clear ]
「床の上に寝そべるなんて、行儀が悪いよ」[sl]
「卑劣漢!」[sl]
「ばかー!」[sl]
「僕が卑劣漢なら、そっちは金食い虫だ」[sl]
「淑女の浪費は当然でしょう!」[sl]
「クルスはまた僕の講義が聴きたいみたいだ」[sl]
 クルス、沈黙。[pg]


「いくらなんでも、全額を吹き飛ばすことはないのになぁ」[sl][r]

 息を吐く。[sl]
 何度確かめても、救いがたい赤字はどうにもならない。[sl]
 帳簿をつけてみれば、ルーデシアのお菓子とクルスの音楽データの購入履歴ばかりだ。[sl]
 特に大きいのは、近々百貨店『千里堂』から届くドレスだ。[pg]


「ドレスなんかいつ着るんだか。無駄ばかりだ」[sl]
「たくさん見たくせに」[sl]
「うん?」[sl]
「この下着だって、代金に含まれているんだよ」[sl]
 ルーデシアは床の上で身体を動かして、身体の線が見えるようにする。[pg]


「つまりヤオだって利益に浴している訳だから」[sl]
「子供の身体なんかどうだっていいんだ」[sl]
 すぅ、という音。[sl]
「いい度胸をしているのね」[sl]
「ヤオはルーデシアをお子様扱いするんだ」[sl]
 女性二人の顔から表情が抜け落ちてゆく。[sl][r]

「今度は清貧と人倫というテーマついて語ろうか」[sl]
[ char_all_clear ]
[ char_double tatie1="lud_st_cruth_09.png" tatie2="lud_st_ludesia_07.png" ]
 クルスとルーデシア、即座に取り繕った笑顔/しばらくはこの手で押し通そう。[pg]


[ char_all_clear ]
 僕は帳簿を閉じ、席を立つ。[sl][r]

「どこかへゆくの?」[sl]
「職探し。それと」[sl]
「それと?」[sl]
「訓練だ」[pg]
[ fadeoutbgm time="2000" ][wb]
[ jump storage="lud_s08.ks"]